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アメリカ本土でもっともエキゾチシズムあふれる都市としてアメリカ人自身が憧れを抱くのがルイジアナ州ニューオーリンズ。フランスやスペインなどのラテン文化と、英国を起点とするアングロ=サクソン文化、さらにはカリブ海文化やアフリカ文化の集合地で、それらは並立するとともに混じりあい、さらには北米先住民(インディアン)の文化も流れ込んで独特のクレオール文化を創り上げています。それらの環境が音楽にも影響し、ジャズ〜R&B〜ソウル〜ファンク〜ロック〜ヒップホップと多種多様、地名がそのままジャンルに置き換えられるほどの独特の音楽性を育んできました。例えば、ブラック・インディアンらによるマルディグラ・パレードなどはそういう混交文化を象徴するひとつ。そのパレードを彷佛とさせるリズム、いわゆるニューオーリンズ産の曲でよく聴かれるリズムは〈セカンドライン〉と呼ばれるていますが、これもアフリカンにカリビアンのリズムなどがミクスチャーされて生まれたものです。50年代にはプロフェッサー・ロングヘアやロックンロール・スターのファッツ・ドミノが、60年代にはセカンドラインを明確に意識したリズム&ブルースをさまざまなシンガーと組んで作ったアラン・トゥーサンや、彼とオリジナルなファンクを作ったミーターズが、そして70年代後半にはロックやソウル、アフリカ音楽などの要素を呑み込んだ音楽性を持つ実にニューオーリンズ的なバンド=ネヴィル・ブラザーズが登場し、それ以降も優れた音楽家たちは現れ続けています。そのバイタリティーまではカトリーナ(ハリケーン)でも奪うことができないでしょう…祈復興。

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アーティスト: Professor Longhair タイトル: クロウフィッシュ・フィエスタ |
アリゲーターのブルース・イグロア念願の録音でもあったニューオーリンズ・ピアノの巨人の80年の作(遺作)。ルンバ・ブギーに陽気なマルディグラ(彼の地の祝祭)・ソングまで縦横無尽に転がりまくるローリング・ピアノを軸にした、底ヌケに陽気でユーモラスなカーニヴァル・サウンドを聴くことができます。天才音楽家のまさにベスト&マストな1枚。


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アーティスト: Lee Dorsey タイトル: ライド・ユア・ポニー |
アラン・トゥーサンが全面バック・アップしたニューオーリンズR&Bを代表するシンガーの、65年にリリースされた記念すべきファースト・アルバムだ。人気のナンバーに加え、ボーナス・トラックが11曲も追加収録されているのがポイント。ゆるめのファンク・ナンバーはまさにニューオーリンズの息吹!


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アーティスト: Dr. John タイトル: In The Right Place |
ニューオリンズを代表するヴォーカル&キーボディストのファンキーな1973年作。同じニューオリンズのグルーヴ・マスター、ミーターズ、アラントゥーサンが参加した強力セカンドライン・ファンク・サウンド! ギリギリまでタメを効かせた粘り気のあるグルーヴは、一度虜になってしまうと常習せずにはいられないほどの快感!


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アーティスト: Allen Toussaint タイトル: サザン・ナイツ |
アレンジャー/ソングライターとしても活躍し、ミーターズやリー・ドーシーなど数多くのアーティストたちのプロデュースも手掛けてきたニューオーリンズの首領的ヒットメイカーの4作目で、バックを固めるのはミーターズ。美しくて甘いメロディーとメロウな歌心に溢れたR&Bナンバーのひとつひとつからトゥーサンの卓越したセンスを感じ取れます。彼の才能をじっくりと堪能できる、洗練された哀愁ファンキー・アルバム。


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アーティスト: ミーターズ タイトル: THE METERS |
1969 年、ミーターズの LP 第1弾に、ボーナスを2曲追加したもの。ミーターズの独壇場といった感じのまさにセカンドライン・ファンクはもちろん、ヴォーカルパートをオルガンで演奏している。スライ&ファミリー・ストーンのヒット・やギターのオクターブ奏法がお洒落なウェス・モンゴメリーのカヴァー・を含む、初期ミーターズの魅力を味わうにはまず格好の1枚でしょう。





































